痔瘻と手術 その4

 国民健康保険証 Carte Vitale と Mutuelle (保険組合加入番号)
この2つがないと、フランスでは、満足な治療は、受けられません。
Mutuelle に加入して、Mutuelleに毎月の保険料を納めなで、入院したりすると、場合によっては、適用外の治療とかは、治療費入院費を自腹で払うことになります。


日本だと、例えば 国民健康保険で 国が7割、 自己負担が、3割ですよね。こちらは、国民健康保険の負担率が傷病、薬によってまちまちだそうで、Mutuelleに毎月保険料を払って、自己負担分を減らす、 とまあ、乱暴な説明ですが、大きな会社は、日本と同様 自前の健康保険組合もってますし、Mutuelleの民間保険会社は、たくさん あり、普通 皆 Mutuelleに入ってます。




それは、さておき、昨年10月に 日本にお里帰りして、こちらに帰ろうとするときに、お尻が腫れだして、肛門科に駆け込んで、その肛門周囲膿瘍を切開してもらって、これは、実費で、3万円弱でした。本手術は、一週間の入院 プラス その後 毎週1回 一ヶ月くらい通院とのことでしたので、保険証とMutuelleのある、フランスに戻って 本手術受けることに なった次第でございます。


日本の今の国民健康保険証カードと基本的には 一緒ですが 自己負担率 全然違います。
ま、国 地方自治体に こちらでは、健康保険料納めないので、そこが、システムの違いでしょうかね。Mutuelleの保険料は、色々選べます。が、国の保険証とMutuelleは、連動します。


僕の感触だと、手厚いMutuelleにはいれば、日本より、断然 こちらのほうが、お得です。
ま、そりゃ、そうですが。当然 毎月のMutuelleへの支払いが、かさみます。


で、こちらに 戻ってきて、近所の肛門科のドアを叩いて、即 手術の手配、となった次第でございます。


昨年 年初より、 カイロ旅行 エジプトのカイロに遊びに、エジプト古代史の研究、及びカイロは イスラム教が入って以降、イスラム教の一大中心地ですので、市内に無数のモスク、イスラム寺院 イスラム学校がありますので、その研修ツアーに申し込みしていて、ツアー代金(戻りなし)を払込しちゃってたので、仕方ないなあ と思っていました。


が、僕の美人女医さんは、渡航OK。。。。    抗生物質と強い痛み止めの処方箋をだしてくれました。 それに ガーゼと 例の秘密兵器をスーツケースに忍ばせて、いざ カイロ。カイロ空港へは、シャルルドゴール空港から、四時間半で、時差一時間、
パリー羽田の15時間と比べると 段違いにらくー。
強い方の痛み止めには、微量のモルヒネが入っていたので、怖くて、もっていきませんでした。イスラムの国には、十分 気をつけないと、公開処刑になりたくない。




Dafalgann  と Doliprane は、 ごく ありふれた 痛み止め 解熱剤です。

×

非ログインユーザーとして返信する