カイロの旅 その8 象形文字ヒエログリフ

象形文字の4段目 32.番号振ってある行の下、 Le Roi とは、フランス語で 王。
ヴェルサイユ宮殿で、ルイ14世 ルイ15世が、儀式で入場する際、儀典係が 大声で
”ル ロア”と 叫びます。 Le Roi の 行は、 エジプトの 王 ファラオを表していて、
最初の方は 楕円丸の前に蜂があるので、 即位名みたいです。申し訳ございません、誰のかは、わかりませぬ。








サッカラで腰をかがめて、30メートル位緩やかなスロープを下って、地下の三部屋の墓室
に入った際、壁一面に このヒエログリフが描かれていました。その部屋のガイドさんが一旦 照明を落として、懐中電灯を壁につけて 壁を照らすと、壁は平らではなく、ヒエログリフが、浮き上がって見えました。いずれにしても、ピラミッドも このヒエログリフも
作るのは、 大変な作業ですね。


ヒエログリフの解読に 最も貢献したのが、ナポレオンが持ち帰った、ロゼッタ・ストーンだそうです。カイロで、最も大規模に考古学の施設を運営しているのが、
 institute francais d'archeologie orientale (IFAO)  で 1880年に創設されました。
上記のヒエログリフは、 IFAO の 印刷部署で、もらったものです。


発掘された木片から、年代を推定する装置とか、考古学関係の本が一番多く所蔵する、図書館部門とかがあります。

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