カイロの旅 その6 イスラム地区の世界遺産モスク群

ざっくり エジプトの歴史を見ると


古代エジプト王国
紀元前3000年もの間、古代エジプト文明が栄えました。3000年もの長い間、ファラオに富が 権力が集中、一体 何故だ、と おもいます。


紀元前332年
アレクサンドロス大王 エジプト征服、部下のプトレマイオスがプトレマイオス朝を開く。
ここで、他民族が、エジプトを支配するようになった訳です。


ローマ帝国の支配下
紀元前31年にクレオパトラがローマ帝国に負けて、その属州となってしまう。
古代ギリシャのマケドニアが クレオパトラの祖先の地とは、知りませんでした。


メッカの遊牧部族出身の武将に制圧される
641年 アラブ軍がエジプトを征服 ここで、エジプトにイスラム教がもたらされる。
ファーテイマ朝(969〜1171)から マムルーク朝(1250〜1517)まで、カイロは、イスラム世界の中心として繁栄し、インド洋と地中海を結ぶ交易などで、富を得ました。
1571年にオスマン朝スルタンのセリム1世により、マムルーク朝は、滅亡。
オスマン朝は、1517年から1805年まで、三百年も続きました。丁度 江戸時代と同じ 長さですね。


共和国に
1953年ナセル中佐のクーデーターにより、エジプト革命後 2300年ぶりに エジプト人による国家となる。
1956年今日も国家財政の25%もの収入を誇る スエズ運河を イギリス フランスより取り戻し、国有化する。大まかに、大石油タンカー及び大コンテナ船 一隻の通行料 最大5千万円ぐらい? 毎日の平均通行量 約80隻(石油タンカー、旅客船、 コンテナ船、 軍艦 など) 最大の顧客は、欧州と極東(日本じや)を結ぶ 大型コンテナ船を運行する、北欧の船会社 MAERSK だそうです。
 





ガーマ アフマド イブン トゥールーン (9世紀、トゥールーン朝)
宙に浮いているようで、上手く撮れたので、気に入ってる写真です。
この高さ40メートルのミナレットは、外側に螺旋階段がついた珍しい様式です。
バグダッドのアッバース朝のカリフの支配から独立して、エジプトにトゥールーン朝を興したアフマド イブン トゥールーンによって、879年に 完成。
トゥールーンが 青春時代を過ごしたイラクの大モスクを真似たので、螺旋階段がついたそうです。


イスラム教は、641年から広まり、今日まで 続いてます。
イスラム教スンナ派90%
コプト派キリスト教7%





ガーマ、モスク=イスラム寺院
マドラサ   =イスラム教の学校


イスラム教の五行=信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼 の5つ


カイロの旅 続きは、また。

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